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世の中にオールローズは少数とは言え、Fender社を始めとして複数のブランドが製作をして来たギターです。
これは世界で最も愛されたバンドの一つである、ビートルズのギタリスト"ジョージ・ハリスン"にFender社がオールローズテレを贈った事から、ギターキッズ達のロマンとなった事が発端です。
皆さんは、オールローズテレと呼ばれる殆どのギターが、厳密にはオールローズではないという事をご存知でしょうか。
大抵のオールローズテレは、ローズとローズの間にメイプルを挟み込み、さらにはローズウッドを大きくくり抜いております。
場合によっては、バスウッド等の材の上にローズウッドの突板を貼っているだけのオールローズもございます。
ファンアイテムのオールローズとしましては、Fender Custom Shopの現Master BuilderのPaul Wallerがジョージハリソンに譲渡した個体を完全再現したモデルが最高峰ですが、本当の意味のオールローズのサウンドをしっている方は殆どいないと思われます。
今回入荷したこちらのオールローズは、完全なオールローズでギターを作るとどうなるのかという担当自身の疑問を解決したいが為にオーダーした結果誕生した個体となります。
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最初にこのギターを手に取った時に恐らくほぼ全ての方が思うであろう感想が、"重い!"でしょう。
重量はベース並みで、レスポール以上の重量となっております。
この情報だけではあまり良いギターに思って頂けないと思いますが、実際に音を出して頂ければその評価は大きく変わるでしょう。
サウンド的には、存在感が非常に強い低音域と煌びやかなハイミッドが特徴的な個体です。
通常オールローズテレはパシャパシャとした特有のサウンドを持ち、重厚感があまり前に出てきません。
それゆえに使いづらいと評されるのですが、このオールローズテレはソリッドであるが故にそれらの常識を大きく覆します。
また、ローズウッドの特徴ともいえる"反応の速さ"は勿論健在で、ステンレスフレットを採用したギター以上に速い反応をしてくれる、非常に稀有なギターになっております。
まずクリーンでのサウンドですが、硬質ではあるものの決して耳に痛い感じのない絶妙なサウンドに仕上がっております。
低音周辺の帯域もしっかりと持ち上がっているので、音の薄さ等を感じる事が無いという点も非常に嬉しい点なのですが、なによりも嬉しいのは、ハイミッド周辺の帯域が非常に煌びやかである点です。
クリーンでの音作りは基本的にアルペジオ等のプレイで使用する事が多いですが、一音一音が輝くかの様に煌めいている為、バンド内でもしっかりと主張をしてくれます。
ゲインサウンドの話に移る前に結論を申し上げますと、この個体はゲインが増せば増すほどレスポールライクな重厚なサウンドへと変化していきます。
それらをご考慮頂いてゲインサウンドの説明をお読み頂けますと幸いです。
クランチサウンドに関しては、重厚感がクリーン時よりも出て来ますがテレキャスターとしての匂いを強く感じる事が出来るサウンドです。
ギラっとしたエッジーなサウンドと、薄っぺらくなりがちなテレキャスのクランチサウンドを根底から支えてくれる迫力のある低音がバランス良く混じり合っております。
結果、テレっぽくも存在感のある素晴らしいサウンドとなりました。
最後にはリードセッティング時のサウンドですが、テレキャスターとは思えないどころか、レスポールと錯覚をしてしまう程の太さを持つサウンドに仕上がっております。
レスポールとは明確に異なる点は、太い音の中にもハッキリとしたエッジ感(分離感)があるかどうかです。
このオールローズは華やかでメリハリのある高音域周辺の帯域がt区長的である為、強く歪ませた時には一音一音がハッキリと主張し、芯がハッキリと感じられるサウンドになります。
その為、リフやブリッジミュートを多用する方で従来のレスポールの様な広がるサウンドでは無く、締まりのあるサウンドを求めている場合は、是非一度お試し頂きたいです。
本当に色々な意味で規格外なソリッドオールローズテレのT-Boneを是非一度お試し下さいませ。
以下、メーカーに関しての説明文です。
LSLは2008年にLance S. Lermanと妻Lisa S. Lermanの二人によって立ち上げられました。
LSL発足当時はビジネスとしてのギター製作をするのではなく、ギター好きのランスが求めるサウンドを追求する為に自宅のガレージを工房に改造して妻のリサと共にギター製作に励んでいました。
ランスが魅せられ求めたサウンドはビンテージのFenderサウンドでしたが、ビンテージギターは到底手が届く金額ではありません。
ギターのリペアマンとしての実績を積み、D&L Insturumentを立ち上げた過去を持つ彼は満足できるギターを製作する事を決心しました。
まずはギターを製作するための道具の殆どをハンドメイドで製作するところから彼の理想の追求はスタートしました。
ジグを始め、製作道具やテンプレートなどありとあらゆる必需品を製作し準備を終えた彼は妻と共にギターを作り始めます。
最初の製作から試行錯誤を繰り返す事で漸く彼が納得し得る最高のギターが誕生します。
プロトタイプのギターをギターショップへ持ち込んだところ非常に高い評価を受け自身を得た彼は本格的にギター製作をする為に工場を設立します。
これがLSLの本格的なスタートとなります。
品質を落とさずにギターを生産しギターショップに実機が展示したことで、LSLのギターはアメリカではもちろん世界中のギター好きから絶大な評価を得る事に成功しました。
ビンテージのギターのサウンドをベースとしながらも、ランスの色が濃く反映されたオリジナリティーのあるサウンドとビンテージライクな貫禄すら持ち合わせるそのルックスは、ビンテージマニアですら唸らせる程のクオリティーであり、数多のギタリストを虜にするまでにそう多くの時間はかかりませんでした。
日本でもLSLの虜となり積極的に使用していたアーティストがおります。
特に有名なギタリストは、ソロでは勿論、あのSKINにも所属していた雅-MIYAVIでしょう。
彼は黒いテレキャスタイプのモデル"T-Bone"を使用しておりました。
今やFenderタイプのギター製作をするブランドの中でもトップクラスの人気を誇るブランドへと成長したLSLですが、ガレージで製作していた頃のギターへの執念と追求する心は今なお失わずに製作を続けております。
Fender系のギターを求めるプレイヤーは是非一度お試し下さい。
Fenderとはまた異なったオリジナリティあふれる極上のサウンドを味わう事が出来ます。
Body: Solid Indian Rosewood Neck: Indian Rosewood Fingerboard:Indian Rosewood Neck Shape: 60's C Frets: 6105Type (.090"×.055") Radius: 7.25" Pickups: LSL Original Hand Wound Pickups 60's × 2 Bridge :Vintage Style Control: 1Volume, 1Tone, 3Way Selector SW Pickguard: Black 1-Ply Hardware: Chrome Strings:10-46 重量:4.79kg 付属品一式、保証書、Original Hard Case付属 詳細はお問い合わせ下さい。
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